認定スクラムマスタートレーニングを受けてきました

CSM Training

Wed, 23 Oct 2019

認定スクラムマスタートレーニングを受けてきました。10月23日〜25日までの3日間。9:00〜19:00 までの10時間、ただし、18:00〜19:00 は飲食しながらのまとめの時間となります。アルコールも出て、比較的リラックスはできますが、トレーニングの時間であることには変わりないので、1日の総括をチームでしたりする時間に割り当てられています。

場所は CIVI 研修センター秋葉原で、講師は江端さんでした。実は、ブログなどの情報から、どうしても江端さんの講義が受けたくて、東京ではあったが講義(33万)と宿泊、交通費を自腹で受けることにしたのでした。

講義を中心にどのような内容であったのかをまとめています。実際には全体・チームでの議論があるのですが、長くなるので省略しています。

1日目

スクラムの目的

1チーム6人でこのメンバーは、朝きたときに好きな場所に座っています。机は横に3卓あり、向かい合わせで3卓あります。それが6チームあり、全員で36人になります。

アイスブレーク的な意味もあるのでしょうが、自分の思うスクラムをやる目的について、付箋に書き、向かいの席に人と交換し、○、×をつける作業をしました。 その後、それに対するフィードバックを返し、次に右隣の人と交換し、フィードバックのフィードバックを返すといった作業をしました。それを最終的に元の人に戻すのが一連の流れです。

ここで、スクラムの目的は、プロジェクトの現状を把握することでした。また、適切なフィードバックとは、

  • 良い悪いの概念ではない

  • 相手の行動を変えるのが良いフィードバック

  • なぜ人に伝えるのか、人に伝えた結果どうなるのかを考える

  • 自分が相対してない時でもその行動をしているか

が大事なポイントとのことでした。さらに、協力者を増やすためにフィードバックはオープンでなければならないとのことで、人を動かすためのモチベーションは飢餓から来るものと危機から来るものがあり、これが全ての源泉になっていることを知りました。

このあと、昼休み、時間をどれだけ取るか議論をしました。この内容については省略します。

1日目の振り返りとして、全体の中で話すことができませんでした。もう少し、積極的に議論をし楽しみたいと感じました。

2日目

Done の定義

Done の定義の解説でした。Done なんて完了のことだろう、何故そんな話をするのかと思っていたのですが・・。

Done とはプロダクトを提供できる状態であるとのことでした。提供できる状態にするためには、品質をすでに検証済みでなければならないとのことでした。

今までよくある作り方として、機能を作り込み、その後検証するというフローがあります。その場合、検証漏れが必ず生じている作り方となってしまいます(便宜的にこの方法をAとしまる)。

そうではなく、全て検証済みのなかから、リリースする機能を選択するフローにすれば、常に100%の品質のものがリリースされることになります(このやり方をBとする)。スクラムはこの考え方でないとダメだということでした。

実際には、難しいと思うし、Bの方法でやろうとした人たちがいたとのことですが、結局はAに落ち着いてしまうようです。

小さく失敗し、早く修正するというのがスクラムと思っていた自分にとって、最初から完全を目指す作り方はかなりの衝撃でした。

また、世に蔓延るリリーススプリント、バーンスプリントも間違いであると言われました。スプリントごとに品質は担保されてなくてはならないとのことでした。また、書籍はエンターテイメントと捉えて読みなさいとも言われました。

3日目

Parking lot

Parking lot という知りたいことリストから、講師の方が質問に答えてくれました。代表的なものを紹介します。

Q. スクラムマスターとして必要な能力とは

A. 1) situationling 状況を把握する能力, 2) teaching 伝えて相手が動くこと, 3) faciliating ゴールに対して導いていること, 4) mentoring 相手に頼られていること, 5) corching ゴールを設定する

Q. 複数人との合意をする方法は

A. 反対を0にする。その指標の中で1番よりものを選択しなければならない。

Q. チームを強くするための視点

A. 計画力を磨くこと。velocity を高い位置で安定させること。undone をなくすこと。

Q. 停滞した議論を前に進めるのに必要な視点は

A. out of field. 否定される意見を述べる

全て即答で、淀みなく答えられてました。当たり前なのかもしれないですが、この領域には簡単にはいけないと感じました。

スクラム VS アジャイル

スクラム VS アジャイルについて話がありました。スクラムの論文が発表されたのが、1983年、一方アジャイルマニフェストが発表されたのが 2001年。アジャイルとは、スクラムを参考に考えられたものであるといえます。アジャイルは壊れたスクラムのことを言っているのでもう忘れて良いとのことでした。また、アジャイルとは状態のことであり、スクラムは方法論であるとのことでした。実は、自分もそうでないかと思っていたので、すごく納得のいく解説でした。

スクラムの構成要素

スクラムの構成要素についての解説がありました。この3日間の講義の内容がこの解説かと思っていたので、あっさりとした説明で拍子抜けといった感じでしたが、これぐらいは知っておけということでしょう。「何も見ずに書けますか?」と言われましたが正直、あやしいです。

Role

  • Product Owner (プロダクトオーナー)

  • Team (開発チーム)

  • Scrum Master (スクラムマスター)

Celemony/Event

  • Sprint Planning (スプリントプランニング)
  • Daily Scrum (デイリースクラム)
  • Product Backlog Refinement (プロダクトバックログの見直し)
  • Sprint Review (スプリントレビュー)
  • Sprint Retrospective (スプリントレトロスペクティブ)

Artifact

  • Product Backlog

  • Sprint Backlog

  • Inpediment List

  • Done (Definination of Done)

  • Acceptance Criteria

  • Potentialy Shippable Increment

Time

  • Sprint

  • Sprint Goal

Key

  • Transparency (透明性)
  • Inspect (検証)
  • Adopt (適合)

全体を通して

スクラムで大事な心構えを教えていただいたと思っています。おそらく、他の講師の方では学ぶことはできなかった内容だと思うし、江端さんで良かったと思います。

またこの研修を通して、知り合えた駆け出しのスクラムマスターの方々とも親交を深められたので、今後も互いに切磋琢磨し成長していきたいと思います。

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Shigeru Kondou

近藤 茂 あまりむずかしいことはかけません。

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